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どうにもならないことがあっても、幸福な君を守ってあげる

ロンド・ロンド・ロンドのパンフの個人的メモ

『再生産総集編 少女☆歌劇レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンド』のパンフをようやく読みました。

好きになるのが遅くて欲しいなと思った時にはもう売られてなかったからメルカリで購入…公式にお金落としたかった気もしますが。

 

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一言で感想を言うならば、「舞台創造科必読ですね…」って感じでした。

制作秘話以外は基本舞台少女たちが聖翔音楽学園に入学するにあたって書いた入学願書が載っているのですが、リアリティがありすぎて彼女たちは実際に存在しているのでは?って錯覚しました。生年月日、芸能遍歴、出身中学など本当に存在しているようで。なお、志願理由書の文面は九九組の声優さんが書いているらしいです。

星見純那役の佐藤日向ちゃんの0の書き方が私と同じで嬉しくなっちゃいました。

 

 個人的に思い出したい部分などが多すぎるのでここにメモをしていますが、がっつりパンフレットのネタバレになるのでこれから読む予定の方は読まない方がいいかと思います。

 

各キャラクター2ページ見開き、左面は表情や制服といったイラスト集、右面が入学願書という作りになっています。

 

❤️愛城華恋

2001年9月27日生まれ、東京都出身。

習い事はバレエ、声楽、モダンダンス、ジャズダンス経験有。劇場版で華恋ちゃんの実家が出てきていますが、私立中出身だし、都内一軒家だし、実家は裕福そうに見えますね。レヴュースタァライトで学ぶ経済格差。

 劇場版でもあった通り、11歳の頃から劇団として舞台に出演してますね。13歳の時には舞台で主演を張るなど、見せ場が多い役が多かったみたい。

 志望動機にもひかりちゃんと見たスタァライトのことが書かれています。将来の展望も書かれていますが、冷静に考えて15~16歳の女の子に将来の展望とか聞いてもわからなく無いですか?私18なのに未だにやりたい事わからないですよ(そかw)

最後に書かれている 「絶対絶対スタァになります」という言葉にグッと来てしまった。愛城華恋は舞台少女から本当にスタァになってしまったからね。

 

💙神楽ひかり

 2002年1月8日生まれ、東京都出身。

ひかりちゃんは王立演劇学園出身なので、全部英語で入学願書が書かれています。三森すずこさん、これ書くの大変だったんじゃ…めちゃくちゃ達筆です。

 習い事経験はバレエ、ジャズダンス、声楽。舞台系の女優ってジャズダンス必修なんですか?

自身の強みは「台本をより深く理解して役割に集中すること」。めちゃくちゃひかりちゃんらしいな…。台本を読み込んでキャラクターの特徴を分析する。ストイックでカッコイイですね。

ひかりちゃんも華恋ちゃんと見たスタァライト、そしてスタァになることを志望動機に書き連ねています。「私たちは運命を約束した。」って言い切ってるの超かっこいい。

最後に「私は悲劇も喜劇も全て受けいれます。 私からあふれ出る光が観客を魅了するでしょう。 私は素晴らしい舞台女優になります。全てはスタァライトのために。」って書いて締めてるのめちゃくちゃひかりちゃんらしいな。自分の口上のフレーズで終わってるのも素敵。

 

🤍天堂真矢

 2001年7月24日生まれ。

出身中学の名前がめちゃくちゃかっこいい。昇陽学園中って天堂真矢のために作られた中学?早く氷帝、エイリア、昇陽学園が並んでるの見たいね。(一生ないよ。)

 習い事においては本当にスタァになる為に生まれてきたんだろうなという遍歴。バレエ、モダンダンス、ジャズダンス、声楽、フルート、バイオリン、乗馬。やっぱりバレリーナと舞台俳優の娘は違うね、という印象。This is 天堂真矢。

 ミュージカルも数々の場数を踏んでいる。自己PRには「自分が最も得意なのは『目』の演技。自分を観ている人間に気づき、視線を捕まえ魅了する。」と書いていますが、これ書いてるの15とか16の時でしょ?達観し過ぎてないか?この女…

志望動機にも「舞台には正解などないということがわかっていた気がします。」と書いています。天堂真矢が怖くなってきました。

「舞台に立つ以上、夢は見るものではなく魅せるもの」って言葉も彼女の覚悟が伝わってきます。

 余談ですが、富田麻帆さんの24の書き方めちゃくちゃ天堂真矢でかっこいいですね。

 

💎星見純那

 2001年10月1日生まれ、長崎県出身。

出身中学は大学附属中。舞台のセリフや持ち歌『The Star Knows』から見ても、両親めちゃくちゃ固い職業就いてそう。教師とか公務員とか。

彼女こそほぼ未経験のまま来たような印象ですが、バレエ、モダンダンス、ジャズダンス、声楽の経験があるので完全未経験でも無さそうです。

芸能活動歴に地元デパートのチラシモデル書いてるの可愛すぎるだろう。笑 前ページが真矢なので親しみが増しますね。ヤフオクで高額転売されている、星見の幼少期のチラシ。

自己PRに他の子が舞台経験書いてるのに大して英検、数検、珠算、一輪車検定書いてるの可愛すぎる。指定校か?

星見が舞台に出会ったのは8歳の時学校でミュージカルを観劇したからだそう。「あの日から、私の星は舞台にあります」って素敵な言葉ですね。

個人的にアニメ、総集編、劇場版を通して1番印象が変わったのは星見なのですが、 こう見ると「純那、めちゃくちゃ大きくなったな。」という感想が出てきます。「私の星は舞台にある」と魅了された女の子が「どんなに努力しても前を走るあの人たちには勝てない」と挫折を味わって、それでも足掻いてもがいて主役を喰らい、「あれが次の舞台」と自身の道を定め、切り開いていく。

 星見純那という女の子の成長を改めて、しっかり見届けられた気分になりました。

 

💚露崎まひる

 2001年5月4日生まれ、北海道出身。

北海道の小さな街で生まれ育ったのはアニメ版でも明らかになっています。

習い事は、合唱、ピアノ、バトントワリング、バレエ、モダンダンス。ここに来てはじめてピアノを習っていた舞台少女が出てきましたね。皆やってそうだな、と思っていたので意外でした。

芸能活動は未経験ながら、バトンの大会で全国3位、準優勝の成績を修めています。しかも両方とも15歳の時ですね。まひるちゃんのコツコツと積み上げていく姿がめちゃくちゃ好きです。

  舞台を目指したきっかけは「自分も自信とキラめきに満ちている舞台女優を見て憧れたから」。

率直でとても彼女らしい。将来の展望には「観に来てくれた人の傍に寄り添い、朗らかで優しさに溢れた舞台女優になること」。涙出た。なってるよ……。まひるちゃん、なれてるよ。

アニメ版で華恋ちゃんに「まひるちゃんにもあるでしょ?まひるちゃんのスタァライトが!」と言われたことで大きく成長し、劇場版では「舞台の上では誰より朗らかに!」、「夢咲く舞台に輝け、私!」と宣言したまひるちゃん。多くの経験を乗り越えた、誰よりも優しい彼女だからこそ、この先もきっと輝く舞台に立っていくのでしょう。

 余談ですが、左ページの喜怒哀楽の怒まひる可愛すぎない?横のツインテール(にしては細いからツインテールって言っていいのか謎)がぴょこぴょこ動いてて可愛い。犬のしっぽみたい。これが1等星のプロキオンちゃんですか?

 

🧡西條クロディーヌ

 2001年8月1日生まれ。字がめちゃくちゃデカい

出身が日本の女子中なのにちょっと驚きました。彼女がいつ日本に戻っていたのか知らなかったので…。5歳で日本に戻ってきたらここまで日本語喋れますよね。

 習い事もバレエ、モダンダンス、ジャズダンス、声楽、チェロ、タップダンス、社交ダンス、ロックダンスと多彩。チェロ弾けるのめちゃくちゃかっこいいし、ロックダンス出来るのもクロちゃんらしい。西條、お前SMに来ないか?(猗窩座?)

元子役なだけあって舞台だけでなくCMにも数多く出演しています。

自己PRの「舞台での感情表現が得意です」と書いた上で、「だから私は普段の生活から好きな事は好きだと素直に生きています」って書いてるの、めちゃくちゃ西條クロディーヌじゃないですか?「他人と比べることよりも、最高を追い求めたい」っていうプロ意識の高さに脱帽。

彼女の口上には「愛のダンスで誰より熱く 自由の翼で誰より高く」とありますが、彼女が目指す「自由で愛に溢れた舞台を創る」というのもきっとそうなんでしょうね(何が?)。

「舞台の真ん中に輝く揺るぎない一番星として、皆を導く舞台女優になります。」っていうのも良いですね。「星」を目指しているという面では前述の星見純那と同じですが、だからこそアニメや映画の所々で星見純那と仲良さそうにしているのかもしれない。似ているものがあるのかな。

 左ページの喜怒哀楽も全部かわいい。

21世紀三大美女、キムジェニ、チュキョルギョン、西條クロディーヌ……。クールそうに見えて喜怒哀楽が激しいのも可愛いですよね。次席ではありながら皆の前では普通の等身大な女の子の西條クロディーヌさん、𝐸𝑙𝑙𝑒 𝑒𝑠𝑡 𝑚𝑖𝑔𝑛𝑜𝑛𝑛𝑒____

 

💛大場なな

 2001年7月12日生まれ、富山県出身。

 富山が産んだ最高級美少女か!?!?!?

ちょっと字が汚めなのも大場なならしい。

富山市立第七中出身。スタァライトの女ではじめて市立中出身の人見た。感動しました。ちなみに、アプリ版では穂波氷雨ちゃんという別高の舞台少女が出てきますが、彼女も同中なので二人とも富山出身ということがわかりましたね。

芸能活動経験は無いものの、中学時代にオリジナルの脚本を12本書き上げ、演劇コンテスト脚本の部で優秀賞の経験有。最優秀じゃないのもなならしい…。志望動機には、家庭の都合で転校が多く、学校行事にあまり参加出来なかったこともあり「皆と何かを創る」ということへの憧れが強いということが書かれています。泣いちゃった。

私が大場ななでも永遠にスタァライトやりたいと思っちゃうよ…。あと全然関係ないけど名前の横に押されてる印鑑がちょっと斜めってて可愛い。

表情シーン集のページも見ると大場さんも結構童顔で𝑆𝑜 𝐶𝑢𝑡𝑒____

 

💜石動双葉

 2001年4月17日生まれ。京都府出身。

九九組の中では1番最年長なのにいちばん小柄でちみこなの可愛いね…。

中学は香子と同じ私立女子中出身。

習い事は日本舞踊と体操。体操教室は有名なスタントマンが講師をやっていたところに通っていたみたいです。「体は小さくても誰より大きく体を使うことができます。」って自己PRも可愛い。

双葉自身も日本舞踊の力はあって、大会でも3位の力を残しています。

志望理由には「殺陣で斬られ役は上手ければ殺陣が綺麗になって、主役がもっと強く見えることがわかってきた」と書いています。殺陣は個人的に縁の下の力持ちじゃないですけど、そういうような立場だと思っているのですが、そう言った役に憧れているのも双葉らしいですよね。「私は主役なんて柄じゃありません」と踏まえた上で、「やるからには主役を最高に輝かせる、最高の斬られ役を目指す」と書いているのもかっこいい。

左ページの表情シーン集の双葉も超可愛い。双葉の表情をコロコロ変えさせてくれる香子には感謝しかない。呆れ顔と居眠り中の表情の対比が可愛いし、居眠り中の横にあるレヴューシーンの凛々しい顔も可愛い。この世に存在する女、全員石動双葉のこと好きでしょ……。

 

💗花柳香子

 2002年3月3日生まれ。京都府出身。

皆が願書をボールペンで書いている中、1人だけ筆ペンで書いている女。どこまでも普通から逸脱していて、花柳香子らしさが滲み出ています。

中学や出たことのある大会も双葉と大体同じなのが、やっぱり違う。習い事も日舞、茶道、華道、書道、香道、琴など日本ならではの芸道は大体習っていたみたいです。それにプラスして6歳くらいから英会話もやっていたとか。彼女の得意科目が英語なのも頷けますね。

自己PR欄には大会成績が書き並べられているのですが、大体双葉と同じ大会に出ているんですね。それでも前述のように双葉が3位という成績を残しているのに対して、香子はその大会で優勝している。やっぱりふたかおって……。しかも勝手に未来図を書いており、「多くも書くよりも、私の舞を観ていただくのが一番かと思います。」って書いてるの、花柳香子過ぎる。

 志望動機には「全ての舞いは私のためにある。知らない踊りがあることが許せない」と書いているのですが、実は前述の星見も「(舞台の世界という)今まで知らなかったことがあったことが悔しかった」と書いています。本編ではほぼ絡みがなかった二人でしたが、実は似たものがあったのではないかなーと思いました。

 そして最後には「私が襲名した暁には、私が在籍していたことで学園の名声は更に高まることでしょう。」と断言していて、花柳イズムを感じますね。花柳香子世界一可愛い女すぎるだろう。

 こんなイキリ構文で入学した香子ですが、左ページの表情シーン集は喜怒哀楽がハッキリしていてめちゃくちゃ愛らしい。この女!